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三条金物青年会が44年の歴史に幕引きspacer(2004.3.20)

三条金物青年会(長岡信治会長・46人)は、19日午後6時半から三条市旭町、ハミングプラザビップで解散式を行い、昭和34年6月に金物卸業者の若手後継者育成組織として発足してから44年の歴史に幕をおろした。

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金物卸商組合(協)や三条商工会議所で青年部が発足し、メンバーが重複することもあって解散を決めた。解散式には、会員と来賓の歴代会長やOBなど44人が出席した。

最後の三条金物青年会会長となった長岡信治会長

最後の三条金物青年会会長となった長岡信治会長

長岡会長はあいさつで、会員数の減少から活動の停滞が懸念していたなか、親組合の金物卸商組合(協)の韮沢喜一郎理事長から同組合青年部の新設を勧めら、解散を決断した経緯を話し、「4月から金物卸商組合の一員として、若々しさを前面に出し、組合活性化と自分自身の成長のため、今まで以上にまい進したい」と決意を述べた。

来賓の第6代会長だった高橋一夫三条市長は、会長の初仕事に失敗し、先輩に誘われて泥酔したエピソードなどを話し、解散を残念がりながらも「卸組合をまかるという気概で頑張っていただきたい」と激励した。

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出席者で記念撮影

渡辺勝利三条商工会議所会頭は「新しいものが発展的に生まれたと前向きな形での解散ととらえ、次のいい形のスタートになることを期待する」、歴代会長代表で細井増雄第9代会長は「商工会議所青年部の一員となって三条市全体の事業で活躍することを考えるならば、45年の歴史のある金物青年会の解散は、寂しい気もするが仕方がない」とそれぞれ話した。

石黒隆夫第20代会長と大橋康弘第21代会長に感謝状を贈呈し、閉式。記念撮影を行い、午後7時半から懇親会を開いた。