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三条市成人式に807人出席、はたちの門出祝う(2004.3.20) |
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三条市と三条市教育委員会はことしも「春分の日」の20日、午前10時半から三条市厚生福祉会館で平成15年度三条市成人式を行い、807人が出席。花曇りのなか、式典とアトラクション思い出のスライドショーで二十歳の門出を祝った。
対象の新成人は男558人、女524人の1,082人で、うち男408人、女399人の807人がスーツや振り袖で出席。国歌斉唱では、山井祐介さん=本成寺中卒=が指揮、外山恵子さん=第三中卒=がピアノ伴奏し、市民憲章唱和では成人代表の岸本哲太さん=第一中卒=が読み上げ全員が続いた。
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成人のことばをのべる佐藤さん(右)と石黒さん(左)
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式辞で高橋一夫三条市長は「人生の成功のひとつのキーワードは、実際に体験をしなくても先輩の話だとか、本を読んだりして疑似体験をして人より早く身につけることも大切なこと」、「先輩やお母さん、お父さんがみなさんにこうあるべきだと話している100%は理解できなくても、50%でも70%でも理解できればその人はすばらしい人生が送れる」と話し、さらに、日本の歴史に学ぶということで本を読み、150年から200年くらい前の人の物の考え方を学んでほしいと祝いのことばを贈った。
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アトラクションのカンニング
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成人のことばでは新成人の佐藤勇太さん=第三中卒=と石黒多恵子さん=大島中卒=が「この記念すべき日を契機に、心新たにし、責任を持ち、支えられる側から支える側としてそれぞれの道で全力を尽くし、この大好きな三条市がより一層発展し、わたしたちが少しでも貢献する」と決意を述べ、20分余りで式典は終わった。
式典の最初だけ一部に騒がしい人もいたものの全体的には静かで、関係者は「おとなしい静かな式で、第二部のお笑い芸人のアトラクションでもおとなしいままだった」と話すほどで、昨年のアトラクション出演者「はなわ」の時も静かだったが、ことしの出演者「カンニング」も会場のリアクションの少なさに戸惑っていたようだ。第三部では「思い出のスライドショー」で市内7つの中学校時代の写真を写した。
式が終わって会場前の駐車場は新成人でいっぱいになり、久しぶりに顔を合わせた友人を見つけて振り袖姿の新成人は「きゃー、久しぶりー!」と笑顔で、さっそく写真を撮り合っていた。曇り空ながら雨の心配はなく、思い出や近況にと話は尽きなかった。
■関連リンク
平成15年度三条市成人式フォトアルバム
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