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分水おいらん道中の3人のおいらん役が決まる(2004.3.21) |
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分水町観光協会は、21日午前10時から分水町福祉会館で第63回おいらん道中のおいらん役の審査会を開き、県内外から応募した96人のなかから3人のおいらん役を決めた。
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分水町おいらん道中のおいらん役に決まった左から小林さん、笠原さん、高橋さん
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先に1次審査を行って96人の応募者を23人にしぼってこの日の審査会となり、小林清分水町長はじめ観光協会役員11人が審査した。
その結果、高橋美穂さん(23)=新潟市・大学生=、笠原由紀子さん(31)=新潟市・会社員=、小林悦子さん(23)=分水町・会社員=の3人をおいらん役に決めた。
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ことしのおいらん道中のポスター
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高橋さんは埼玉県出身で「地元はもちろん、県外の方にも見てほしい」とさっそく県外客にラブコール。笠原さんはおいらん道中が子どものころからのあこがれで「私のおいらんを見て、あこがれてもらえるようなおいらんをやりたい」と張り切り、地元分水町出身の小林さんは「まだ実感がありませんが、一大イベントなので、頑張ります」とそれぞれ笑顔で話した。
おいらん道中は、分水町さくら祭りの一環として毎年行われている行事。県内屈指のサクラの名所、大河津分水路堤防のサクラ並木をおいらんが総勢70人の付き人を従えて練り歩き、けんらん豪華な花絵巻を繰り広げる。
ことしの桜まつりは4月9日から25日までで、17日に前夜祭、翌18日に本番のおいらん道中が行われる。
おいらん役の3人は信濃、桜、分水の3太夫になるが、配役は4月9日の桜まつり初日の公演開きで発表になる。27日から3人は、おいらんの外八文字の独特の歩き方などを3日間かけてけいこし、本番を迎える。
■関連リンク
えちご分水町(分水町公式サイト)
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