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書道で燕市の小中学生を表彰する原田賞の第1回の表彰式(2004.3.23) |
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燕市教育委員会は、昨年4月に87歳で亡くなった原田トヨさん(燕市小関)の香典返しの寄付を基金に書道・原田賞を創設。その1回目となる平成15年度表彰式を22日午後3時半から市役所で行い、市内の小池小6年生広瀬千里さんと燕中3年生竹野成美さんの2人を表彰した。
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原田賞を受賞し、楯を受ける広瀬さん(左)と竹野さん(右)
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表彰式には、トヨさんの長男の会社社長原田新三郎さんをはじめ、学校関係者や教育委員会関係者17人が出席。受賞した2人にトヨさんの書で「孤村青草路」の文字を入れたステンレス製の盾を贈った。
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ステンレス製の原田賞の楯
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「孤村青草路」は、孤立した村の道は人も通らないので草が生い茂るが、活気のある村の道に草はないということで、一生懸命練習すれば腕は上がるということを意味する。
トヨさんは晩年、書道が生きがいにしていたことから、長男の原田新三郎さんが、燕市の教育文化に役立ててほしいと昨年8月に100万円を燕市に寄付した。その遺志をくみ、燕市の書道教育の発展のにつながればと、原田賞を創設。先に市内の8小学校と3中学校から1点ずつ推薦された作品を教育委員会で審査し、受賞者を決めた。
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亡くなった母の香典返しに燕市に100万円寄付(2003.8.4)
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