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三条市のライブハウスに集う若者がごみ拾い(2004.3.29) |
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三条市興野1、ライブハウス「Rocket Pink(ロケット・ピンク)」(原田篤代表)を利用する若者ら30人余りが28日、社会に対して活動に理解を求め、地域に貢献しようとライブハウス周辺のごみ拾いを行った。
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地域でごみ拾いを行うRocket Pinkに集う若者たち
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ごみ拾いに参加したのは主に10歳代後半の若者。3つのグループに分かれ、興野1、2、3丁目地内で1時間余りかけて道路に投げ捨てられたたばこの吸い殻や側溝の空き缶を拾った。
軍手をつけて三条市の黄色いボランティアごみ袋を手にごみ拾いを励む若者に老夫婦は「ご苦労さん」、商店主は「ありがとね」と声をかけ、若者は「ありがとうらって、どう答えたらいいんだ」と戸惑いながらも笑顔だった。 RocketPinkは一昨年7月、ライブハウスだった旧ビッグビートの店舗でオープンし、市内外の10歳代から50歳代の幅広い世代のバンドがライブを行っている。 一方で開場前のライブハウス前に若者が集まり、一部で路上駐車やマナーの悪さから住民からの苦情があるのも確か。家主からの立ち退き要求もあったという。 そんなことから、出演者でもある三条市井栗、会社員田辺頼巳さん(50)が、純粋に音楽の好きな人が集まる場所を守るため、地域の人たちから理解してもらえるような行動をと、若者に呼びかけてごみ拾いを行った。
同ライブハウスの原田代表は「できるところだけでも定期的に続けていきたい」と話している。
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