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10日からの燕消防前のサクラのライトアップを前に照明設置(2004.4.6) |
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燕市消防本部前の中ノ口川左岸のサクラをライトアップするために燕市内の電気工事業者6社でつくるボランティアグループ「燕を愛するライトアップ倶楽部」(横山三郎会長・会員6社)は、ことしも10日から行うライトアップに向けて6日、照明器具の設置工事を行った。
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燕市消防本部前のサクラをライトアップするための照明を設置する「燕を愛するライトアップ倶楽部」会員
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午前9時から午後3時ころまでかけて、17本あるサクラの巨木に向けて、直径60cm、1kw出力の投光器17基を設置した。サクラの花が自然の色に見えるようにと、投光器は高速道路などで使われるナトリウム灯と水銀灯の2種類の光源を1本おきに設置した。
サクラは今にも開きそうなつぼみをびっしりつけ、青空と中ノ口川のたサクラの下に囲まれて作業する会員からは自然に笑顔がこぼれていた。
毎年、サクラのライトアップを行っており、今では燕市の春の風物詩。10数年前、故・常峰永二さんが始めたもので、常峰さんが亡くなるとともにライトアップもいったん途切れた。 しかし、ライトアップの継続を願う市民の要望こたえようと、市内の電気工事業者5社で平成12年に同グループを結成。常峰さんの遺志を継いでライトアップを復活させた。 ライトアップには約80万円の経費がかかる。うち約5万円を燕市観光協会が負担してくれるほかは、6社が持ち出しのボランティアだ。 ライトアップは10日から18日までの午後6時から11時ころまで行う計画だが、サクラの開花状況によって変更もある。一晩中点灯したこともあるが、夜中に騒ぐ人で付近の住民に迷惑をかけたことから、時間を短縮するようになった。同会ではマナーを守って観桜をと呼びかけている。同グループの会員事業所は次の通り。
【燕を愛するライトアップ倶楽部会員】▲横山電気(花園町)▲(有)河内電業舎(新生町)▲松弘電業(水道町4)▲西澤電気(新生町)▲田辺電気工事店(西燕)▲峰島電気工事店(蔵関)
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