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県央地域では見ごろを迎えたサクラにばかり目がいってしまうが、もちろん春の花はサクラばかりではない。見附市大平森林公園では、カタクリが満開だ。
大平森林公園は、満々と水を蓄えた4.3ヘクタールの大平堤を中心に、それを周回する遊歩道があり、森林浴を手軽に満喫できる。10日は風も暖かく、上着を脱いでも歩いていると汗ばむ、春本番の陽気だった。
公園内のサクラは、ヤマザクラが落花盛ん、ソメイヨシノが一分咲きから三分咲き、ヤエザクラが咲き始めと、ちょうど花の端境期のようになっているが、それ以外にもさまざまな山野草が花を開いている。 なかでも親しみがあるのが、カタクリ。カタクリは花びらの色がピンクや白っぽいものがあるが、同公園に咲くのは薄紫色。遊歩道を散策すれば、あちこちで群生して咲くカタクリを見ることができる。 多くがサクラに目を奪われているせいか、混雑しているというほど人出は多くなく、のんびりと春の自然を満喫にするにはちょっとした穴場かも。 ■関連リンク |
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