|
三条商議所青年部が設立記念式典(2004.4.16) |
|
|
三条商工会議所青年部(山井太会長・145人)は15日、三条市・ハミングプラザビップで青年部設立記念式典を開き、県内13番目となる商工会議所青年部を発足させ、その門出を祝った。
|
15日開かれた三条商工会議所青年部の設立記念式典
|
昨春、旧三条工業会青年部、旧三条金物青年会、三条木工青年会の3団体が交流するなかで、業種の枠を超えて異業種の青年経済人が一緒に活動できる場をつくろうと話し合い、11月には燕三条青年会議所、三条エコノミークラブ、TMクラブなども加わり、山井太三条工業会青年部会長を委員長に青年部設立委員会を発足。ことし1月から会員募集を行って準備を進め、会員資格は45歳以下の三条商工会議所会員とし、会員145人でスタートした。
|
三条商工会議所青年部初代会長に就いた山井氏
|
式典には、会員と来賓など160人が出席。午後5時半から記念事業のパネルディスカッション、7時から設立総会、7時半から祝賀会を行い青年部の誕生を祝った。設立総会では、平成16年度の予算(収支ともに6,640,000円)を決め、山井太会長をはじめ役員を承認した。 設立総会に先駈けてのパネルディスカッションでは、それぞれ30歳代で社長となった高橋一夫三条市長、渡辺勝利三条商工会議所会頭、山井太(株)スノーピーク社長、坂田匠(株)サカタ製作所社長の4人がパネラー、小林知行(株)諏訪田製作所社長がコーディネーターを務め、「若手経済人の課題と今後のあり方」をテーマに、ディスカッションした。 パネルディスカッションで青年部会長の山井社長は、「青年部は横の関係でビジョンを描く、そして親会にどんどん出て行く。三条がどうなるかは、若者しだい。われわれがやらないとだめになる。そうやっていけばほかの産業都市よりいいまちになる」と決意を示した。
高橋市長は「それぞれが独立した形のなかで仲良く、侃々諤々(かんかんがくがく)とやってほしい」と求め、「年配の人があまりぐずぐず言わないで、若い人に思い切ってきちっとやらせるルールが必要」
渡辺会頭は、ワンマンでやってきた自身が産業祭の会議で若い山井社長にひとこと言われて若い人に任せた方がいいと変身のきっかけをもらったエピソードを話し、「古い成功体験者がのさばっているのを追い出せ」と、それぞれ青年部を激励した。平成16年度役員は次の通り。
【会長】山井太=(株)スノーピーク
【副会長】長岡信治=(株)ナガオカ・リコー、坂田匠=(株)サカタ製作所、小林知行=(株)諏訪田製作所、渡辺冨士男=梨屋木工所(株)
【理事】倉茂大輔=(有)倉茂木工所、小林正樹=(有)丸忠、小松正明=(有)小松酒店、斎藤直人=シマト工業(株)、佐野庄市=(株)佐野庄製作所、杉野真司=杉野工業(株)、須佐直樹=(有)須佐製作所、住谷豊=(有)すみや、関川修司=関川木工所、広野悦弘=広野産業(株)、藤田博史=藤田社会保険労務士・行政書士事務所、桝田育男=(株)桝田井戸ポンプ設備工業所
【監事】石倉政雄=(株)大成、斎藤一成=(株)マルサ
|