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燕市長が市内小売店の若手経営者と懇話会(2004.4.21) |
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商店街の活性化など小売店の抱える問題に行政から支援の手をと燕市は20日、初めて「市長と若手後継者(経営者)との懇話会」を開き、地元小売店の若手経営者らから商店街の問題点や悩みなど生の声を聞いた。
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20日開かれた市長と若手後継者との懇話会
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市内の3、40歳代の小売店経営者ら7人が出席し、テーマを決めずに出席者の意見を聞いた。
商店街活性化について出席者は「燕の商店街は宮町や仲町だけが商店街ではなく、そこだけ活性するという考えはずれてしまっている」と指摘。昨年、宮町商店街にオープンしたチャレンジショップには、「期待していたが、はたからみているとチャレンジしていない」「表面だけつながってイベントをやってもだめ」という厳しい声も。 一方で「努力したものしか残らない。商店以外の産業も同じ」と、行政の支援よりもそれぞれの店の努力が優先することで出席者の意見は一致した。 また、商店街の先輩に新しい企画を理解してもらえない、維持費がかさむサンロード宮町のアーケードを先輩のいるうちに解体するか残すか、方向性を出してほしいという悩みや意見もあった。 それぞれの店に対する支援策については、市外への情報発信や広報、市の循環バスのルートに商店街を入れるといった要望や、交通量が少ない日曜の商店街は歩行者天国にして子どもが遊べる場所にという提案があった。 最後に高橋市長は悩みを直接、聞いてためになったと話し、市や商工会議所でやる気のある人を応援していくと約束し、2時間余りで終わった。
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