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県央地区就職ガイダンス2005に雇用改善の兆し(2004.4.22) |
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三条、巻の公共職業安定所などは21日、県央地域地場産業振興センターで県央地区就職ガイダンス2005を開き、来春の卒業の大学、短大、高専、専門学校、テクノスクールの学生200人余りが訪れ県央地区の企業から情報を聞いた。
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22日開かれた県央地区就職ガイダンス2005
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参加企業は県央地域のメーカー、金融、卸商社、医療、食品加工などで、昨年より12社多い44社。来場した学生は、4年生大学91、短大9、高専1、専門学校75、テクノスクール41の計217人で、うち男137人、女子80人だった。
リクルートスーツの学生は、目当ての企業のコーナーを訪れ、熱心に担当者の話を聞いた。なかでも、看護師、事務職、介護職を採用予定とする下田村の医療法人や企画職も採用予定の三条市の印刷業には切れ目がなく、10人ほどの学生が順番待ちの列をつくっていた。 3月から就職活動を始めているという大学生は「希望職種が1社しかなかった。まだ、これからもほかのガイダンスに参加して、いろいろな企業の話を聞きたい」。 参加企業担当者は「声が小さいという印象の学生が多い。返事さえはっきりできない人もいる」と、面接では第一印象も重要になると話していた。
職業安定所では今回、参加企業が増えたことについて、不況の影響で控えていた採用が戻る動きが出てきたと見る。それに比べて参加学生の伸びが少なかったのは、インターネットで就職情報を収集し、個別の企業説明会に参加する傾向があると分析している。
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