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解散した燕市の婦人会、仲良会が市に車いす1台寄付spacer(2004.4.26)

昨年3月に解散した燕市の婦人会「仲良会(なかよしかい)」は26日、燕市の社会福祉に役立ててほしいと車いす1台を市に寄付した。

左から仲良会の丸山会長、原会計、清水会員、そして高橋市長

左から仲良会の丸山会長、原会計、清水会員、そして高橋市長

午後0時半に解散当時の丸山あさ子会長、斉藤文子副会長、原シズ子会計、清水泰子会員の4人が市役所を訪れ、寄付する真っ赤なシートの車いすを前に高橋甚一市長に目録を手渡した。

仲良会(解散当時会員25人)は、昭和33年に発足し、燕市の敬老会や町内のクリーン作戦の手伝いなど45年に渡って活動してきたが、燕市婦人会の解散にあわせて昨年3月、解散した。

それに伴って活動費などを精算、58,000円の残金があり、会員の「いずれはお世話になる。少しでも市の力になれれば」という提案で燕市に車いすの寄付を決めた。

車いすの購入で、会に代わって市が業者に発注したところ、市民からの寄付ということで業者は寄付額のほぼ2倍、定価115,000円の車いすを納入してくれた。

高橋市長は「大事に使わせてもらいますね」と礼を述べた。市は、この車いすを高齢者などへの貸し出し用に使う。