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三条市制70周年「ふるさと名誉市民4人展」「三条市70年のあゆみ写真展」(2004.4.30) |
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市制施行70周年記念事業として三条市は、29日から5月5日まで三条市中央公民館で「ふるさと名誉市民4人展」と「三条市70年のあゆみ写真展」を開いている。
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左が「ふるさと名誉市民4人展」、右が「三条市70年のあゆみ写真展」
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「ふるさとの名誉市民4人展」では、三条市の名誉市民の日本画家の故岩田正巳さんの作品5点、建築写真家の故渡邊義雄さんの作品10点、ごぜ唄伝承者として文化庁の認定を受けた小林ハルさん(104)の写真パネル8点と無形文化財の認定証や愛用の三味線とバチなど、紙塑人形作家の鶴巻三郎さん(96)の作品8点を展示している。
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昭和36年集中豪雨(五十嵐川・一新橋)
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昭和61年、照栄通りプロムナード取り壊し
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「三条市70年のあゆみ写真展」では、昭和初期から近年までの写真70点を展示。うち、32点は市民に呼びかけて提供してもらったもの。四つ切りサイズを中心に六つ切りやキャビネサイズなどを黒い台紙に入れ、昭和初期、昭和10年代、20年代、30年代、40年から60年代、平成年代とわけてボードに張り、ロビーで展示している。
展示写真は、昭和初期の北三条駅舎、昭和13年の出征の若者を見送る行列、御蔵橋や渡瀬橋などが流出した36年の集中豪雨の時の一新橋、38年の豪雪の様子、57年の上越新幹線開通、61年の昭栄通りプロムナード取り壊しなど、その時代を象徴するような写真。
会場を訪れた人たちは、名誉市民の作品や足跡に感心し、三条市の70年を映した写真には、顔を近づけ、「これ覚えてる。この時、わたしは中学生だったのよ」と話す人や「こんなこともあったんだね」と災害や行事について話す人など、自分のあゆみと重ね合わせて見ていたようだ。 名誉市民4人展は午前9時から午後5時まで、あゆみ写真展は午前9時から午後10時まで、いずれも入場無料。
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