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「憲法記念日」の3日、加茂市教育委員会は、午後1時半から加茂市文化会館で平成16年度成人式を行い、460人近くのはたちの門出を祝った。最高気温29.1度（加茂地域消防本部調べ）の真夏の陽気での成人式だった。
昭和58年4月2日から59年4月1日までに生まれた対象者459人のうち、75.8％の348人が出席。真夏日直前の暑さのなか、振り袖やスーツを着た新成人は、冷房の効いた会場に思わず「涼しーっ！」と声を上げていた。
来賓の小池清彦加茂市長は、はなむけの言葉として易経（えききょう）から「天行は健なり、君子以（くんしもっ）て自彊（じきょう）して息（や）まず」と、論語から「仁以て己が任と為す」の中国の古い言葉を引用し、「若き日の限りなき夢と情熱と勇気をもって、そして仁の一字、愛情を根本として精進され、春秋に富んだ豊かな人生を送ってください」と祝いのことばを贈った。 新成人代表で中村翔さん＝加茂市上下条・葵中卒＝は「これからの人生、夢を花開かせるため、日々精進し、毎日少しずつでも成長できるように、きょうというすばらしい日を胸に刻み、新成人として歩き始めたいと思います」と二十歳の誓いを述べた。 閉式すると小池市長はステージを降りて、新成人たちと握手。新成人からカメラを手渡され、小池市長がシャッターを押す場面もあり、和やかだった。 その後、中学校区ごとにステージで記念撮影を行い、午後3時から加茂市産業センターに会場を移して立食パーティーを開いた。 ■関連リンク |
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