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三条まつりは大名行列と舞い込みでピークに(2004.5.15) |
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三条まつりは15日、大名行列とそれに続く舞い込みでピークを迎えた。土曜で好天にも恵まれ、昨年を5千人上回る延べ69,000人の人出でにぎわった。
最高気温25.9度(三条地域消防本部観測)の夏日となり、行列の参加者は額に汗を光らせながらの大名行列となった。
行列は午後1時ころに八幡宮を出発。大通りでは市内の三条小、一ノ木戸小、裏館小の児童による御輿(みこし)が先導し、さらに長い行列となった。
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延々と続く行列
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行列は先供を先頭に傘鉾、天狗(てんぐ)、若衆会、神職など総勢約400人で編成。先供のかちと「え〜これわいさ〜のさ〜」のかけ声が響き、長柄を回したり2人1組で道具を投げて受け渡すと沿道を埋めた見物客から拍手が起こった。
主役の天狗は、緋色の鳥兜(とりかぶと)をかぶって刀を差し、高さ約60cmの高下駄をはき、槍をついて足を高く上げて歩く。高下駄を振り下ろすたびに「カーンッ!」と大きな音が響き、「天狗様、怖い〜」と泣き出す子どもも。そのあとに御霊を載せた神輿(みこし)が前を通ると、年配の女性は手を合わせていた。
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八幡宮の舞い込み
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午後5時からの舞い込みは、開始前から子どもを肩車した親子と見物客で身動きがとれないほど、主催者発表では5時から6時ころには11,000人が境内を埋めた。
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お父さんの肩の上で子どもは泣き顔
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先供、天狗、御神馬(ごじんめ)、2基の神輿、太鼓などに続いて子どもを肩車した親子が境内を3周。もみ合いの末、神輿が拝殿に納まると見物人から拍手が起こり、それに続いて親子が、なだれ込むように拝殿に入り参拝、子どもの無病息災を祈った。
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