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燕・戸隠神社の春季例大祭宵宮の15日は万灯と踊り子が盛り上げる(2004.5.16) |
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燕市宮町、戸隠神社(星野和彦宮司)は15、16の2日間、春季例大祭を行い、15日の宵宮祭りは万灯と踊り子の門付けで祭りを盛り上げた。
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15日、燕・戸隠神社の春季例大祭宵宮のおたまさん
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境内や商店街通りにはお好み焼きやクレープ、シャーベットに風船つりなどの露天が並び、紅白の幕を下げた商店街通りは、祭りを楽しむ「燕っ子」であふれた。
午後7時から神社で宵宮祭り神事を行い、それに先駈けて午後4時ころから木場小路(宮町)と横町(中央通り)のそれぞれの万灯1基ずつが町に繰り出し祭りの幕開けを告げた。
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華やかな万灯
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万灯は台車の中央に「戸隠神社」と書いた灯ろうを載せ、そのてっぺんから色とりどりの紙で飾った数十本のタケを垂らす。その万灯の上では若連中が太鼓や笛で威勢のいい祭りばやしを奏で、「ひょっとこ」と呼ぶ男の子が扇子を広げて踊り続け、台車についた綱を引いて町を練り歩いた。
また、髪を結い上げ、白塗りで目元や唇に紅をさした小学生の踊り子「おたまさん」が若連中におんぶされて氏子町内を門付けして回った。若連中の伊勢音頭に合わせ、境内で8人の「おたまさん」が一列に並んで「よ〜いとな〜」のかわいいかけ声で踊り始めると、見物人はいっせいにカメラを向けてフラッシュをたいていた。
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