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燕・戸隠神社の春祭りは雨で行事を大幅変更(2004.5.17) |
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燕市宮町、戸隠神社(星野和彦宮司)の春季例大祭の16日、一日中降り続いた雨のため、宮神輿行列のコース変更や舞い込みを中止するなど予定を変更して行った。
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燕・戸隠神社の春季例大祭で行列を先導する天狗
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午後4時、2人の天狗(てんぐ)が神輿(みこし)を先導する行列が神社を出発。雨のため、宮町アーケード内を1時間半ほど練り歩いた。
一方で万灯も町内に繰り出そうと台車の上から垂れ下がる飾りにビニールのカバーを掛けてアーケード内で待機していたが、降り続く雨に出ることはなかった。
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雨で見物客もアーケード内に集中、例年並みかそれ以上のにぎわいに
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午後5時半に神輿が境内に入り、星野宮司らが迎えた。舞い込みを中止するなど大幅な予定変更に、星野宮司は不本意としながらも「朝から一日中、雨にたたれたのは近年、経験がない。晴ればかりが天の恵みではなく、雨も大切な天の恵み」と話し、祭りの参加者らに感謝した。
アーケード内で宮神輿行列、2基の万灯が一緒になり、めったにない鉢合わせに互いに初めて顔を合わせる参加者も。雨に水を差されて、けんか腰のような舞い込みの熱気はないまま、祭りの幕を閉じた。
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