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燕市内で燕署員を名乗る「おれおれ詐欺」相次ぐ(2004.5.19) |
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18日から19日にかけて、電話で燕警察署員を名乗り、交通事故の示談名目の「おれおれ詐欺」の相談が18日6件、19日2件の計8件が燕署に寄せられ、同署では被害に遭わないよう呼びかけている。
相談者は、いずれも金を振り込む前に不審に思って同署に連絡したため、同署では実際に金を振り込むなどの被害の発生は聞いていないが、金を振り込もうと準備していた人もいた。
電話をかけてきたうちの1件の手口は、「燕警察署の者だ、お宅の子どもさんが交通事故を起こした、相手は暴力団である」などと説明。さらに、相手の車はベンツで修理代に200万円くらいかかるなどど言った。
続いて事故の相手という者が電話口に出て「早く帰られなければならない、お金を振り込んでもらいたい」、「お金が用意できたら連絡をもらいたい、そうしたら振込先を知らせる」などと言って電話番号を知らせた。
また、息子になりすまして電話口で泣くなどして信用させようとしたものもあった。
8件の届け出すべては燕市内からだが、今後、同様の詐欺がさらに広がる恐れがあり、同署では「警察が示談に介入することはないので、被害にかからないように」と、注意を呼びかけている。
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燕警察署
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