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夏日のなか、燕市で平成16年度春期消防演習(2004.5.30) |
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燕市消防本部(小野塚栄治郎消防長)と燕市消防団(斉藤慶蔵団長)は30日、燕市立燕中学校をメーン会場に平成16年度春期消防演習を行った。
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燕市の平成16年度春期消防演習の総合訓練
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消防本部60人、消防団370人をはじめ、幼年消防クラブ、来賓など約500人が参加。燕橋下流の中ノ口川で行った一斉放水訓練に始まり、消防団幹部や女性消防団員や幼年消防クラブ員の泉保育園と第二泉保育園園児、はしご車やポンプ車など全機動部隊が市中行進。9時半から燕中学校グラウンドで式典と小隊編成及び通常点検、総合訓練、幼年消防クラブ員によるアトラクションを行った。
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幼年消防クラブ員のアトラクション
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総合訓練では、マグニチュード6の地震が発生し、燕中学校の理科室から出火、火災が拡大して屋上と2階に逃げ遅れた負傷者がいると想定して、消火、救助訓練を行った。 サイレンを鳴らした消防車や救急車が校舎脇に集結。救助隊がはしご車やロープと担架を使って屋上と2階の負傷者を救助するとともに、消防車や消防団の動力ポンプ12台で校舎やグラウンドに向かって放水。以前に見学したときは救急車の音が怖くて泣き出したという4歳の男の子は「かっちょいい!」と目を輝かせていた。
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真剣な顔で見学する市民
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この日は、最高気温28.3度(燕市消防本部観測)の夏日。じっとしていても汗がにじむ暑さのなか、きびきびと行動する消防団員や隊員に市民は拍手を送っていた。
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