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中越衛生処理組合が燕市の脱会により補正予算決める(2004.6.1) |
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中越衛生処理組合(管理者・高橋一夫三条市長)は31日、平成16年度第2回臨時会及び議員協議会を開き、燕市が新しいし尿処理施設の建設に加わらずに新施設の供用開始となる平成22年度に脱会するのに伴い、補正予算などを決めた。
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31日開かれた中越衛生処理組合平成16年度第2回臨時会及び議員協議会
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臨時会に先だって開かれた議員協議会で、高橋三条市長は、燕市が単独処理の方がメリットがあると判断したなら「それを引き留めるわけにはいかない」と話し、平成16年度予算の建設準備準備費に関わる経費は、燕市を除く三条、栄、下田の3市町村による分担に変更することに理解を求めた。
高橋甚一燕市長は、改めて脱会の経緯を説明。三条市の高坂登志郎議員が、今年度当初から行う計画だった新施設の環境影響評価方法書作成が遅れることを高橋燕市長にただすと、「申し訳ないと思っている」と頭を下げた。
臨時会では、燕市の脱会により16年度分の環境影響評価作成委託料8,000,000円の減額を含め、歳入歳出とも当初予算から3.4%、9,165,000円減の257,249,000円に補正。16、17、18年度の継続費としていた環境影響評価書作成等委託事業費(56,000,000円)の廃止も決めた。
廃止した処理場建設準備費は3市町村で分担し、合併後は新市の予算に計上する。事務局は、環境影響評価方法書作成が2カ月近く遅れるが、その後は予定通りのスケジュールで22年度に供用開始したいと説明した。
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