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2日に燕でチェロリサイタルのユルンヤーコブ・ティムさんが燕市長表敬訪問(2004.6.2) |
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2日に燕市文化会館でチェロリサイタルを開くドイツ・ライプチヒのゲヴァントハウスオーケストラ首席チェリスト、ユルンヤーコブ・ティムさん(54)が1日、燕市の高橋甚一市長を表敬訪問した。
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左から遠藤さん、ティムさん、アンゲリカさん、高橋市長
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ティムさんは妻のアンゲリカさんと、同リサイタルのピアノ奏者で、小杉真二さんがピアノ教室の教え子という岩室村和納、新潟中央高校音楽科非常勤講師、遠藤吉比古さん(55)の3人で、午後2時半に市役所を訪れた。
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ゲヴァントハウスオーケストラ首席チェリスト、ユルンヤーコブ・ティムさん
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ティムさんは、高橋市長にメンデルスゾーンのCDとライプチヒの町の写真集をプレゼント。高橋市長は「あしたの演奏が大成功するように祈っています」と鎚起銅器のペン皿とティースプーンのセットをプレゼントした。 何度から来日しているティムさんは「日本の聴衆は音楽に造けいが深いと、いつも敬服させられる」と話し、遠藤さんは「ティムさんのソロの力量がすばらしい。人間の声にいちばん近いというチェロの響きに魅了される」と話し、リサイタルへの来場を呼びかけた。 ライプチヒはドイツ・ザクセン州で古くから交易で栄え、文化・芸術活動の中心となった町で、バッハやメンデルスゾーンが亡くなるまで暮らし、ゲーテやシューマンや森鴎外も学生生活を送ったという。ゲヴァントハウス管弦楽団は、ライプチヒで1743年創立。ドレスデンやベルリンのシュターツカペレとともにドイツで最も古いオーケストラのひとつ。
2日の「ユルンヤーコブ・ティム チェロリサイタル」は、午後7時からで、入場料は当日、一般2,500円、高校生以下1,500円。全席自由。ティムさんと遠藤さんはウィーンの友人を介して知り合い、1996年初共演以来、4回目の共演となる。
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