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三条凧合戦が開幕、6日まで空中戦を展開(2004.6.5) |
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三条凧協会(早川喜志郎会長)は5、6の2日間、三条市・田島橋上流の五十嵐川右岸河川敷で三条凧(いか)合戦を行っており、初日5日は晴れて凧揚げにはもってこいの青空と風に恵まれ、次々と合戦が繰り広げた。
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5、6の2日間、田島橋下流の五十嵐川右岸河川敷で開かれている三条凧合戦
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町内や同業者などでつくる21の凧組が参加。合戦場をロープで仕切って、上流側と下流側で紅白に分け、相手の凧組と上空で糸をからめて合戦し、2日間の合計得点を競っている。
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青空に優雅に舞う六角凧と対照的に合戦上ではけんが腰の戦い
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初日は朝から強くも、弱くもない風が吹き、揚げ師たちは「近年にない風」と目を輝かせて合戦場へ向かい、午前10時に合戦開始。舞い上がった三条名物六角凧の凧糸が敵の凧の糸にからめ、「かかった!行くろー!」、「糸、引けっやー!」と威勢のいい三条弁で、汗を光らせて懸命に凧を操っていた。
27.2度(三条地域消防本部観測)まで気温が上がり、日陰が恋しくなる暑さ。シャーベットやジュースを売る露店には行列ができていた。
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小凧の販売
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凧の販売コーナーでは、六角凧の販売のほかに、ビニール製の小凧を250円から販売しており、その場で自分で絵を描いて、「自由凧広場」でさっそくオリジナル凧を揚げて楽しむ親子連れも多かった。 翌6日は、午前9時から午後4時まで合戦を行い、2日間の得点の合計で紅白それぞれの優勝と最高得点賞を決める。初日5日の中間発表3位以上は次の通り。
[白組]▲1位=凧の藤組▲2位=一ノ門清正組▲3位=清友会
[赤組]▲1位=嵐南組▲2位=東三条五月会▲3位=上町組
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