|
燕市・舘野地蔵保存会が市に8万円余り寄付(2004.6.11) |
|
|
燕市舘野地内にある地蔵の保存に勉める舘野地蔵尊保存会(湯川政治会長)は11日、社会福祉に役立ててほしいと燕市に8万円余りを寄付した。
|
左から舘野地蔵尊保存会の小沢さん、石田さん、赤塚市議、湯川会長の長女秀美さん、高橋市長
|
午後1時に湯川会長の長女秀美さん(43)と同会役員の小沢茂男さん(70)、石田ヒデさん(63)、地元の赤塚功市議の4人が市役所を訪れ、秀美さんから高橋甚一市長に寄付金の入った箱を手渡した。
舘野地内の街道沿いに地蔵のお告げで知らされたと伝わる井戸がある。やけどや傷を治す鉱泉が出たと言われ、戦後は水道の普及とともに使われなくなっていたが、10年前、湯川会長がその井戸のある土地を買い取り、再び井戸を整備した。 同時に井戸のわきに新しい地蔵を建立。さい銭箱を置くと参拝者や水をくんだ人がさい銭を入れるようになり、その浄財を平成7年から毎年、6月24日の舘野地蔵尊祭りを前に寄付している。
今回は昨年とほぼ同額の100,207円の浄財があり、うち2万円をユニセフに寄付し、80,207円を燕市に寄付した。高橋市長は、「燕市も早く景気が良くなるように、地蔵様の御利益があるといい」と話し、毎年、貴重な浄財の寄付に感謝していた。
|