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つばくろの里でラベンダーを摘んで作品づくりspacer(2004.6.15)

分水町横田、知的障害者更生施設・燕更生福祉会つばくろの里(寺田五雄園長・入通所者80人)では、同園中庭に咲いたラベンダーを摘んでラベンダーを使った作品づくりを行っている。

つばくろの里でラベンダーを摘む利用者

つばくろの里でラベンダーを摘む利用者

中庭に10数株のラベンダーがあり、高さ1m前後に茎を伸ばしている。毎年、6月になると紫色の花穂を開き、香料としてもなじみのあるさわやかな香りを放つ。

同園利用者は、開花直前に花穂を切り取り、それを職員やボランティアがリボンで編み込んでラベンダーのポプリのスティック、ラベンダーバンドルズを作るほか、自然乾燥させたラベンダーで、入浴剤やにおい袋、アロマキャンドルも共同製作する。

摘んだラベンダーをラベンダーバンドルズに仕上げる作業

摘んだラベンダーをラベンダーバンドルズに仕上げる作業

同園では、ほかにもパッチワーク、タペストリー、ランチョンマットなど主に手芸作品を製作し、毎年9月に開く地域との交流イベント、つばくろ祭りや福祉団体の作品展、学校行事などに参加して販売している。

ラベンダーを素材にした作品づくりは、5年ほど前に始めた。「お金を出して買ってもらうには、まず、自分たちが欲しくなるようなものを」と、職員はアイデアを出し合い、試行錯誤して“商品化”に励んでいる。

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