高橋燕市長が6月定例会で9月の市長選出馬を表明

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(2004.6.17)

燕市議会6月定例会2日目の17日、高橋甚一市長は一般質問に答える形で9月の市長選挙に出馬する意思を明らかにした。

燕市の6月定例会2日目の17日、一般質問に答える形で出馬の意志を表明する高橋市長

大岩勉市議が「燕市長選挙、4度目の立候補をされるつもりか」の質問に答えたもの。高橋市長は選挙に3回出馬したが、2期めの終わりととらえているとした。

高橋市長は昨年、自身が推進した三条市方面との合併が住民投票で過半数の賛成を得られなかった責任をとって辞職。それに伴う市長選に再出馬し、今度は吉田町との合併を掲げて当選している。

さらに高橋市長は、燕・吉田分水合併推進協議会の会長に就き、この合併を推進している立場から、「法定協議会の設置や、合併合意について特例法期限内に議会の議決をいただき、合併を成就させることがわたしの責務と考えている」と、9月の任期満了後の合併実現に向けた市長選への立候補の意思を示した。

続いて質問に立った大原伊一市議が「はっきりとした態度表明を」と確認を求めると、高橋市長は「出馬意思の表明であると理解をたまわりたい」と述べた。

高橋市長は休憩中に報道関係者の質問に答えた。出馬を決めたいちばんの理由は「燕、吉田、分水3市町の合併を成功させなければという強い信念」、意思を固めたのは「つい最近」と答え、それまでは合併をまとめようということだけで精一杯だったと話していた。

高橋甚一市長の任期は9月7日で、任期満了に伴う燕市長選挙は8月29日告示、9月5日が投票日。