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加茂市長が加茂署の廃止を検討する計画に反対する要望書提出spacer(2004.6.18)

加茂市の小池清彦市長は18日行った会見で、県警の警察署再編整備実施計画に加茂署を廃止し、三条署との統合を検討するとある内容に反対する要望書を県警本部長に送付したことを発表した。

会見する小池加茂市長

会見する小池加茂市長

県警本部職員が2日に加茂市を訪れ、県警が策定した警察署再編整備実施計画の内容を伝えた。計画では今年度から平成30年度までの15年間に「統廃合するか否かを検討する警察署」の項目に加茂署の三条署への統廃合がある。

この計画は、進展する市町村合併の市町村の区域を基本に警察署の管轄区域を見直し、警察署を効率的に機能させるため、再編整備することなどを基本的な考え方とする。

要望書で小池市長は、警察署の統廃合は「甚大な治安の悪化を招くことになる」と憂い、民主主義を破壊する市町村が合併で国から地方への金が減り、そのうえ警察署まで無くなるのは「泣き面に蜂」と表現。「この実施計画は、白紙に戻され、改めて関係市町村の同意が得られたもののみの実施を検討されたい」と求めている。

小池市長は会見で、「大変なことですので、最大限に抵抗する」と訴えていた。要望書の全文は次の通り。

警察署再編整備実施計画に対する要望について

去る6月2日(水)、新潟県警察本部警務部機構改革推進課山岸課長より、警察署再編整備実施計画についてご説明をいただきました。

その計画によると、再編整備期間の今年度から平成30年度までの15年間に加茂警察署を三条警察署に統合するか否かを検討することとなっております。

また、「合併による市町村の区域を基本とし、一体性のある地域を一警察署が管轄するよう警察署の管轄区域を見直すこと」や「警察署として効率的に機能するため必要な体制を確保するよう警察署を再編整備すること」などを基本的な考えとする基本構想を本年2月に作成され、このたびのものは、その実施計画だとのことであります。

しかし、私達は、この基本構想に同意しているわけではありません。

そもそも市町村合併は、地方における民主主義を破壊し、国から地方に来るお金が半分にも減るという大問題を抱えたものでありますが、そのうえ、合併すると警察署まで無くなるのでは、まさに「泣き面に蜂」であり、ゆゆしき一大事であります。

また、「警察署を効率的に機能させる」との美名の下に、実際は治安の悪化を招くことになることを心から憂慮いたします。

つきましては、次のことを衷心より御要望申しあげます。何とぞよろしくお願い申しあげます。

1

「加茂警察署を三条警察署と」は、「統廃合するか否かを検討する警察署」の中から削除していただきたい。

その理由は次のとおりであります。

  1. 加茂警察署が廃止されて、加茂・田上地域を専心管轄する警察署が無くなってしまうときは、甚大な治安の悪化を招くことになる。
  2. 加茂警察署が廃止されると、加茂・田上地域に常時配置される警察官はほとんどいなくなり、甚大な治安の悪化を招くことになる。
  3. 加茂警察署と三条警察署が両立している現状は、きわめてよく機能しており、何らの不具合も生じていない。

2

このたびの実施計画の中には、栃尾警察署の長岡警察署への統合や五泉警察署の新津警察署への統合、中条警察署の新発田警察署への統合等一見して甚大な治安の悪化を招くことが憂慮されるものが多数含まれているので、御再考をお願いしたい。

3

この実施計画は、白紙に戻され、改めて関係市町村の同意が得られたもののみの実施を検討されたい。