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子どもの遊び場スタッフ会議がアウトドアクッキング(2004.6.21) |
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子どもの遊び場を考え、作るのが目的の三条市の市民グループ、子どもの遊び場スタッフ会議(岩崎武代表)は、20日午前9時から県総合庁舎裏の旧三条東高グラウンドでアウトドアクッキングを行い、市内の小中学生74人がバウムクーヘンや青タケを使った炊飯にチャレンジした。
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20日行われた子どもの遊び場スタッフ会議のアウトドアクッキング
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同会議のメンバーと三条地域学生ボランティア連合会の高校生ら9人が運営。子どもたちをグループに分けして、たき火でバウムクーヘンを作り、青タケの節の中にコメを入れた炊飯を行った。
バウムクーヘンは、ホットケーキミックスやタマゴを混ぜた材料をタケ棒の先につけ、たき火で焼く作業を繰り返して菓子の層を作った。子どもたちは、汗で髪の毛を濡らし、火の熱も蒸し暑さも気にせずに作業に集中していた。
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自分で作った料理で「いただきます」
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ご飯が炊けると岩崎代表が鉈(なた)でタケを割って、試食。ふっくら炊けたグループは「甘くておいしい」とにっこりだった一方、加減に失敗したグループは「焦げてる〜」、「まず〜い」と炊きあがりはいろいろ。それでもキャンプのような火を使った調理に大満足だった。 子どもの遊び場スタッフ会議は、「子どもたちの遊び場をいっしょに考え、作ってみませんか」という三条市からの呼びかけで平成13年に発足。子どもたちの遊び場の現状を調べ、遊びを企画している。 運営スタッフは市民と市担当者の合わせて19人。これまで手作りいかだで五十嵐川で遊んだり、市循環バスで市内を回って市民球場のスタッフの手伝いなどを行った。今年度は、ほかにも8月にグリーンスポーツセンターでキャンプ、10月にサツマイモを収穫して焼きイモを食べる遊びを計画している。
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