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三条・保内小3年生が地元でホタル観察会(2004.6.23) |
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三条市立保内小学校(柳恒雄校長)の3年生は22日夜、上保内地区の布施谷川周辺でホタルの観察会を開き、幻想的な光を放つホタルを観察した。
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長泉寺で三条ホタルの会の小林会長から説明を聞く保内小学校3年生
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自然や環境に関連する総合学習の一環で、PTAの学年行事として開いた。3年生34人とその保護者や家族ら約80人が参加した。
午後7時から同市上保内、長泉寺で三条ホタルの会の小林良範会長からホタルの一生や習性の説明を聞いて出発。光でホタルを刺激しないように懐中電灯に赤いセロハンをつけ、ホタルの会のメンバーの指導で観察した。
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手に載せたホタル
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この地域にはゲンジボタルとそれより小さなヘイケボタルが混在する。布施谷川を上流の山手に向かって歩き始めて間もなく、ゲンジボタルが黄色い光を点滅させて1匹、2匹と川の上を舞うのが見つかった。 児童は「あっ、いた!」と思わず歓声。さらに進むと民家の灯も見えない真っ暗な田んぼの辺りでは、ヘイケボタルが淡緑色の光を放っていた。 児童はホタルを手に載せ、「これメスらろっか」と観察。光がその存在を伝えるホタルの乱舞に「一日でこんなにいっぱい見たのは初めて」と感激していた。 また、三条ホタルの会は、ホタルのすめる自然環境を考えながら地域の自然環境のあり方を考える自然愛好者の会で、24日から30日まで毎日午後7時半から同所で市民ホタルの観察会を開く。
だれでも参加でき、参加費は、資料代と保健料の200円。小学生以下はおとなと参加する。参加したい人は、懐中電灯、雨具、筆記用具などを持って、長泉寺裏側駐車場に集まる。1時間余りの散策なので、はき慣れた靴で出かけた方がいい。問い合わせは、同会事務局の川瀬さん方(電話:0256-34-6939)へ。
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