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27日に渡辺果樹園で「ぶどうの一房オーナーと音楽の夕べ」(2004.6.24) |
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三条市井戸場、渡辺果樹園(渡辺康弘さん経営)は27日、同園でイベント「ぶどうの一房オーナーと音楽の夕べ」を行い、ブドウの房作り体験とブドウ棚の下でワインを味わいながらのフルートやハープのコンサートを行う。
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ブドウにクラシックを聴かせて育てる渡辺果樹園の渡辺さん
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春と秋にイベントを行い、消費者から生産者の現場を見てもらい、交流して互いの理解を深めている。
一房オーナーは自分で房作りしたブドウのオーナーになり、9月上旬に自分でもぎ取って収穫する。房作りは形の良い房を作るため、ブドウの粒を間引く工程で、作業は1房につき5分ていど。午前10時から午後4時までの間の好きな時間に体験できる。 料金は「巨峰」が1房400円、「ロザリオビアンコ」が1房700円で、秋に実ったブドウを買うより安い。また1,000円以上、房作りしたグループには、ミヤマクワガタのペア1組をプレゼントする。 コンサートは午後4時半から1時間余り開き、下田村のフルート奏者、中沢明美さんの演奏と、見附市のアイリッシュハープ奏者、鈴木紀久代さんの弾き語りを聴く。 参加は予約制で、料金はグラスワイン1杯とオードブル付きで1,200円、19歳以下は無料。追加ワインは1杯300円からで、ビール、日本酒、ソフトドリンクも販売し、つまみを持ち込める。 同果樹園では、ブドウをおいしく育てるために毎朝、ブドウ畑でバッハのクラシック曲を流している。渡辺さんは、「クラシックを聴いて生き生きと育つブドウのグリーンの中で心地いい時間を過ごしてもらえれば」と来場を呼びかけている。
ブドウ園には屋根があるが、大雨ならコンサートを中止することもある。コンサートの予約や問い合わせは同果樹園(電話:0256-34-5470、電子メール:info@nature-farm.com)へ。
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