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三条地域消防から東北地区救助指導会に2種目出場(2004.7.4) |
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三条地域消防本部は、6月30日に新潟市で開かれた第21回新潟県消防救助技術大会で全9種目のうち6種目に出場し、うち2種目で上位大会の第33回東北地区支部救助技術指導会に県代表として出場を決めた。
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第33回東北地区支部救助技術指導会に出場する三条地域消防本部救助隊員、前列左から赤塚士長、丸山副士長、後列左から井上副士長、長谷川副士長、坂井副士長
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同本部は、県内11消防本部から19チームが参加した4人1組の種目「ロープブリッジ救出」で2位、個人種目で18人が参加した「ロープブリッジ渡過」で4位となり、それぞれ県代表に決まった。上位大会の東北地区の指導会は、15日に秋田県で開かれる。
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炎天下で練習を重ねる隊員
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ロープブリッジ救出は、逃げ遅れた要救助者をとなりのビルなどからロープを渡って侵入し救出、脱出することを想定。水平に張った20mの渡過ロープで対面の塔上へ進み、要救助者を救出ロープにつり下げ、けん引救助し、脱出する。 ロープブリッジ渡過は、水平に張った20mの渡過ロープの往路をセーラー渡過、復路をモンキー渡過で往復40mのロープを渡る基本的な訓練で、その確実性と所要時間を評価する。 上位大会に出場する隊員は同本部裏手の訓練場で連日、訓練を重ねている。夏の日差しの下でも訓練はけがをしないようにヘルメットをかぶり、長袖、長ズボンに革手袋。隊員は「ベストを尽くすだけ」と玉の汗を流して訓練に集中している。 同大会は救助技術の向上を目的に毎年開かれている。全国の消防救助隊員が参加し、県大会、地区支部大会、全国大会と開いている。同本部では、毎年2、3種目は東北地区支部の大会に出場しており、全国大会には平成12年に個人種目で出場、団体種目のロープブリッジ救出で平成9年に出場している。東北地区指導会に出場する隊員は次の通り。
▲ロープブリッジ救出=赤塚健太郎士長、井上稔副士長、丸山隆夫副士長、長谷川誠副士長▲ロープブリッジ渡過=坂井裕介副士長
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