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七夕飾りががん具店の店頭を彩る(2004.7.3) |
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7日は「七夕」。県央地域のがん具店の店頭には色とりどりのササ飾り並び、七夕が間近いことを告げている。
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加茂市・宮大門くしやの店頭に並ぶ七夕飾り
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加茂市の本町商店街にある宮大門くしや(今井進社長)では、光を反射してきらきら光るセルロイドの吹き流しをはじめ、カラフルな紙でできた、開くとイチゴやパイナップルやちょうちんなどの形になる「でんぐり」、ほかにも短冊など数十種類の七夕アイテムが店頭を飾る。
客の要望で数十年前から飾りを下げる1m余りのモウソウダケの枝を販売している。仕入れは今井社長の係。毎朝、自分の山へモウソウダケを刈り取りに行く。 「唯一の製造販売ですよ」と笑う今井社長。七夕飾りは7月に入ると動き始め、5、6日がピークになり、飾りは100円前後が中心で、高いものでも400円。小学1年生の女の子と吹き流しを選ぶお母さんは「近所に住んでいて通るたびに1つずつ買ってるんですよ」と、七夕まで親子で飾り付けを楽しむと言う。
同店の前を通ると風に揺れる吹き流しが自然と目がとまり、年配の人は「ことしも、もうすぐ七夕らかね」と商店街の夏の風物詩でもある。
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