仮装大賞で努力賞受賞の吉田町の中学生が寄付で県トキ保護推進委員会から感謝状

5月にテレビ番組「欽ちゃん＆香取慎吾の第72回新！仮装大賞」で努力賞を受賞した吉田町の中学1年生31人は、その賞金から22,000円余りを新潟県トキ保護募金に寄付したことで5日、吉田町役場で新潟県トキ保護募金推進委員会（会長・平山征夫県知事）から感謝状を受けた。

新潟県トキ保護募金推進委員会から感謝状を受けて泉町長や近藤勉県環境部環境企画課長と記念写真に写る吉田町の中学1年生31人

31人は午後4時に町役場を訪れ、近藤勉県環境部環境企画課長や泉光一町長も出席して感謝状の授与式が行われ、近藤課長が一人ひとりに感謝状を手渡した。

感謝状は平山同委員会会長名で、佐渡版画村の創設者でもある故高橋信一氏がトキを描いた版画の写真と子どもたちそれぞれの名前、感謝のことばがある。

近藤課長は「何カ月もかかって一生懸命、練習し、保護者の皆さんや町の支援を受けてとった賞をトキのために寄付して頂ける。本当にありがたいことと思っている」と感謝の言葉を述べ、泉町長は「努力をすれば報われることを仮装大賞で学ばれた。いろいろな目標を持ち、目標に向かって一生懸命、努力してほしい」と激励した。

子どもたちは「きょうはどうもありがとうございました。とても思い出に残りました」と全員で礼を述べ、感謝状を手に全員で記念撮影も行った。

31人は5月に同テレビ番組に出場し、トキをテーマにした「わたしたちの朱鷺」を演じて努力賞を受賞、賞金20万円を受けた。賞金はきっちり1人6,451円ずつ分けたが、みんなの記念も残そうとテーマにちなんで新潟県トキ保護募金に寄付を決めた。

それぞれが手にした賞金のなかから自分の気持ちを出し合い、合わせて22,519円を6月末に寄付したが、同委員会は子どもたちの純粋な気持ちに感謝し、記念に残るものであればと全員に感謝状を贈ることにした。31人は五十音順で次の通り。敬称略。

■阿部里美、阿部愛、石黒絵梨、泉、美里、大澤寛斗、海藤和生、川崎亮、立川美樹、斉藤洋弥、小池一範、小林愛実、澤野友美、霜鳥彩花、、関、千里、竹内瞳、竹田京子、武田友梨、田澤諒、中条香、梨本湖姫、羽賀龍、保倉花織、前田明里紗、松縄杏菜、松縄麻衣花、宮嶋祥子、森林久仁江、森山夏后、安川経史、山際仁、渡辺優基