10、11日と三条保内公園でかご編みの展示と体験教室

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(2004.7.10)

三条市北入蔵2、渡辺恵さん(53)は10、11の2日間、三条市保内公園緑の相談所でかご展示会を開き、フジなどの植物のつるで編んだかごの展示と、かご編みの体験教室を行っている。

10、11日と緑の相談所で行われているかご編の展示と体験教室

渡辺さんは2年ほど前、フジで編んだかごを手に入れたのをきっかけに自分でもと、見よう見まねで作り始めた。昨年、会社を退職してからは講師について基礎を学び、本格的に製作を行っている。

かご編み作品を展示する渡辺さん

作品展や体験教室を行うのは今回が初めてで、花を飾ったアート風の40点余りを展示する。多くはフジのつるが素材で、アケビや輸入材、バラやサクラの枝を組み合わせる。曲線を描くフジのつるがたくましい生命力を感じさせる。

「使える素材は何でも使い、身近なものを生かすようにしています」と渡辺さん。乾燥させた庭木の枝を組み、つるを巻き付けて花入れにしたり、生け花の素材につるを編み込んで花台にした作品もある。

体験教室は、直経10cmほどの小さなかご編みを体験してもらうもので、材料費が500円と1,000円の2コースある。入場は無料、2日間とも午前10時から午後4時まで。