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13日明け方に10日を上回る豪雨で三条市内は各地で道路寸断(2004.7.13) |
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13日の三条市内は床上浸水などの被害のあった10日に続き強い雨が降り、各所で道路などが冠水するなど、関係機関は対応に追われている。
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午前6時32分、三条市興野、どうや医院前
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三条地域消防本部の観測では、午前0時から午前8時までの8時間の累計降雨量は161.0mmを記録。10日の午後3時から8時までの雨量121.0mmを大きく上回っている。
1時間雨量で最も多かったのは、午前6時から1時間の44.5mm。新潟地方気象台は午前6時29分に三条地域に大雨洪水警報を発表した。 三条地域消防本部は、午前6時ころに市内の危険カ所の巡視を行うため出動し、6過ぎころから「嵐南地区で道路が冠水している」などの通報が入りはじめ対応に追われている。 三条市役所には、「道路がいっ水しており、通勤時間帯になって車が通るたびに水が家にかかったり、水が入りそうなので交通止めにしてほしい」、「床下に水が入りそうだ」などの電話がかかりっきりで、対応に追われている。 三条市内の小中学校では、一部で自宅待機などの措置をとり、三条署は市内各地で通行止めを行っている。 市内の第1産業道路興野付近では、午前6時ころには道路に水があふれて川のようになり、事業所のコンテナケースやペットボトルなどが流れていた。車はタイヤがかくれるくいで、ドライバーは水しぶきを上げながら、不安げに走っていた。警察では三条郵便局交差点から、ラブラブシティ付近までを通行止めにするなどして対応していた。
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