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月岡小の1,000人の被災者が厚生福祉会館へ移動(2004.7.14) |
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13日の集中豪雨に伴って三条市内に設置された避難所のうち、最も多い1,000人が避難していた月岡小学校の被災者は、14日午前零時ころから三条市厚生福祉会館へ移動した。
月岡小学校は一時、孤立するほど周辺が水没したが、夜になるとしだいに水が引き、市道西大崎西本成寺線が通行可能になったこともあり、より安全で便のいい三条市厚生福祉会館へ移動した。
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愛犬をいたわるおばあさん
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次々と運び込まれる救援物資
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被災者は次々とバスで同会館へ向かい、同時に救援物資も続々と運び込まれた。救援物資は県や日本赤十字社、民間の製菓会社などが用意し、毛布をはじめ乾パンやミネラルウォーターなどで、あっという間に段ボール箱が山のようになった。
被災者の多くは疲れた表情で、中にも辛そうだったのがお年寄り。毛布が配られるとすぐに横になり、愛犬を抱いて寝るおばあさんや、おばあさんの枕元に寄り添って優しく布団を掛けてあげるおじいさん。救援物資を運び込む騒々しさのなかでも、すぐに眠りにつき、ひとまず豪雨の猛攻に耐えるほかなかった一日を終わらせていた。
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