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防災担当大臣、消防庁長官、県知事が三条市を視察(2004.7.14) |
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13日の集中豪雨から一夜明けて14日、井上喜一防災担当大臣や林省吾消防庁長官、平山征夫県知事らが続々と三条市入りし、水害による被害状況を視察した。
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三条市水害対策本部で井上防災担当大臣らに被害状況を説明
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井上大臣はヘリコプターで第三中学校グラウンドに降り立ち、午後3時すぎに各省庁からの政府調査団約40人とともに市役所の三条市災害対策本部を訪れた。
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井上喜一防災担当大臣
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林省吾消防庁長官
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平山征夫県知事
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一足早く来庁した平山県知事が井上大臣を迎え、地元選出の国会議員、県議も同席して佐藤市助役から被害概況の説明を聞き、高橋一夫市長の案内で災害現場を視察。その後、午後4時半から井上大臣は記者会見した。 井上大臣は被災者に対して「亡くなられた方には心からお悔やみを、被害を受けた方にはお見舞いを申し上げます」と気遣い、被害状況を把握をすることが必要で、激甚災害に指定するかどうかなど必要な法律の適用を検討すると話したほか、長期的には五十嵐川の堤防の強度の再点検をあげた。 また、林省吾消防庁長官は午後2時半に対策本部を訪れた。林長官は、県の要請を受けて8県から緊急援助隊100隊、総員約400人、各県のヘリコプターを派遣している状況を説明した。 夕方までに孤立している人をできる限り安全な地域に救助できるよう指示しており、「消防庁最大限の体制で全国の緊急援助隊の協力を求めて現地入りしているので、何かあったら遠慮なく言ってほしい」と求め、続いて見附市、中之島町へ向かった。
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