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「7・13水害」で義援金受け付け開始、水道不足(2004.7.16) |
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三条市水害対策本部では15日、佐藤和夫助役が午前と午後に会見し、水害の名称を「7・13水害」とし義援金の受付を開始したことや不足する水道水についてなど、水害の状況や対応を説明した。
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15日午後12時40分、本成寺黒前から西大崎西本成寺線方向
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会見では、義援金の受け入れ口座を開設したことや義援物資の受け入れ、水道水の不足、堤防の決壊カ所に仮堤防の工事、救助を終えた緊急消防援助隊の撤退、ごみ処理、避難所の医療体制、放置車両の移動などについてなど説明した。
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給水所へ向かう給水車
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水道水については、三条市は三条地域水道用水企業団が取水している大谷ダムと三条市大崎浄水場の2カ所から給水しているが、大谷ダムに流れ込んだ泥水などの影響で企業団の取水ができなくなったことから企業団からの給水がストップし、三条市大崎浄水場からのみの給水になった。三条市の1日の給水量は平常時で約37,000tだが、大崎浄水場の供給量は約32,000t。供給量が少なく水圧が低下するため、節水を呼びかけた。 日中、一時的に広範囲にわたり水がでないところもあったが、夕方には解消したところも多かったようだ。山手を中心に水道が出ないところは、給水車で対応していた。
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