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高橋三条市長が会見、被災者をねぎらい、全国からの応援に感謝(2004.7.21) |
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21日、高橋一夫三条市長は、午前9時半からの定例会見で7・13水害から9日目を迎えた被災者らをねぎらい、全国から応援に駆けつけた人たちに感謝のことばを述べた。
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会見で被災者をねぎらい、全国からの応援に感謝する高橋三条市長
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高橋市長は「13日の水害から9日目を迎えました。市民のみなさん、とくに嵐南地区で被害に遭われたみなさんには大変お疲れだろうと思っています。ご高齢の方に対しましては、なんと言って慰めの言葉をかけたらいいのか言葉に詰まる。とくに9名の方が亡くなられた、心からごめい福をお祈り申し上げます」と述べ、「これからの三条の水害の対策に対して、どうやって取り組んでいくかが大きな課題」と話した。
また、災害発生から救助や復旧に取り組んでくれた自衛隊、緊急消防救援隊、警察の広域緊急援助隊、各自治体や建設業界、ボランティアなどに感謝し、大勢の人の応援のおかげで「少しずつ災害から息を吹き返し始めているようだ」と話した。 ほかに、高橋市長や担当課長は、22日から市役所1階に被災者総合相談所を設置すること、近隣の建設業界からも応援をしてもらい急ピッチで進んでいるごみの撤去についてや、避難所やコンビニ、郵便局などで配布する災害生活情報紙を2、3日中に発行できるよう準備を進めていること、13日から休園中だった公立保育所のうち被害のあった嵐南、西四日町の2保育所をのぞいて22日から再開すること、仮設住宅の入居希望が20日までに201世帯から出されたことなどについて説明した。 また、避難勧告後の伝達方法などについての質問に高橋市長は、大前提である復旧作業が一段落したらいろいろな形で検証し、発表するとした。ほかに、翌22日に平山征夫県知事らとともに上京し、内閣府などを訪れることを明らかにした。
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