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三条夏まつり第2回全体会議で夏まつり中止を報告、今後の対応を協議(2004.7.22) |
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三条夏まつり協賛会(会長・高橋一夫三条市長)は、22日正午から三条商工会議所で第37回三条夏まつりの第2回全体会議を開き、先に決めたことしの夏まつりの中止の報告、それに伴う今後の対応を協議した。
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22日開かれた第37回三条夏まつり第2回全体会議
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同協賛会の構成団体などから60人近くが出席。今後の夏まつりの中止に伴う今後の対応についてと収支概算について協議し、この日の意見を踏まえて実行委員長と総務委員長に一任することに決めた。
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先に中止を決断したことをわびる実行委員長の渡辺商工会議所会頭
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実行委員長の渡辺勝利三条商工会議所会頭は、7・13水害で三条市民が何らかの形で被害を受けている状況から一刻も早くと中止を判断したことを報告し、「皆さんにご了解も得ずに一方的な判断したことについておわび申し上げます」と述べた。
また、三条市自治会長協議会の大坂博副会長は、自治会を通じて寄せられた市民寄付金(2,880,299円)は、すでに支出が決まっている経費などを精算して、残りがあれば三条市の義援金に充てるという要望をすべての地区から了解を得たことを報告した。
今後の対応としては、斉藤弘文総務部長が燕市民祭協賛会が祭りを中止して協賛金から1,000万円を義援金に充てたことにふれ、燕は祭りのしおりの広告料として協賛金のほとんどを徴収済みだったが、三条はまつりのあとに花火代やうちわ代、手ぬぐい代などの請求書を発行、支払ってもらう仕組みのため、まつりがなければ収入がまったくなく、同協賛会からの義援金に期待するといった市民からの誤解を招かないよう求めた。
収支概算は収入が5,518,981円、支出が3,059,000円。収入の内訳は、市負担金1,800,000円、市民寄付金2,880,299円、すでに収められた花火金221,500円、雑収入30,000円で、花火金と雑収入は返却すべきという意見があった。 渡辺会頭は、支出はすでに製作したちらしやプログラム印刷代や会議費などで、花火のキャンセル料は加茂市の花火業者の善意で支払いはないと説明した。
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