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三条市の応急仮設住宅建設が本格化spacer(2004.7.28)

三条市では、7・13水害による被害で住宅再建まで住宅が確保できない人を対象にした応急仮設住宅の建設を進めている。

興野1地内の応急仮設住宅建設工事

興野1地内の応急仮設住宅建設工事

23日まで入居希望者を募り、予定した建設戸数185戸の2倍以上、385件の申し込みがあった。そのため、建設地は当初、予定した月岡、北新保、南四日町3、同4、興野1のほか、南四日町4にもう1カ所を確保したうえ、月岡と興野1の建設地については敷地を増やして対応する。

建設戸数の増加で希望のあった駐車場のスペースを確保できないところも出てくるかもしれないが、入居を最優先して希望者全員が入居できるように対応する。

一方で申し込み後に住宅を確保できたことなどによるキャンセルもあって、まだ最終的な入居意思を確認している。

建設工事は26日に草刈りや測量から着手。興野1の建設地、旧東高グラウンドでは28日、一般住宅の基礎工事にあたる、くい打ちの作業を行っていた。

区割りした中に直径9cm、長さ90cmのくい数百本を均等に重機を使って打ち込む作業。これが終われば、地上20cmくらいの高さにくいを切りそろえ、上に鉄骨を載せてパネルを敷いて土台を作っていく。応急仮設住宅は8月の中旬から下旬に完成の見込みだ。