|
加茂JC40周年記念講演会で“たけし”の兄、北野大さんが講演(2004.8.1) |
|
|
(社)加茂青年会議所(小池俊木理事長)は31日、加茂市文化会館で同青年会議所創立40周年記念講演会を開き、ビートたけしさんの兄、北野大淑徳大学教授を講師に「よーく考えよう、環境問題が教育に与える影響は大事だよ!」をテーマに約460人が聴講した。
|
加茂JC40周年記念講演会で講演する北野大さん
|
北野さんは昭和17年東京都足立区生まれ。昭和47年、東京都立大学大学院工学研究科工業化学専攻 博士課程修了。分析化学で博士号を取得。専門は環境科学。タレント、ビートたけしさんの実兄。現在は淑徳大学国際コミュニケーション学部教授。
北野さんは、濃いグレーのスーツで学校のチャイムとともに登場。テレビでもおなじみの親しみやすい笑顔とソフトな語り口で話した。
|
会場を埋めた聴衆
|
本題の環境教育の話では、ビートたけしさんとのエピソードもまじえた。たけしさんを真似して話すときの北野さんの声はたけしさんにそっくりで、会場には笑い声が響いた。 「今だから多少、誇りに思えるようになりましたが、昔はとんでもない弟をもったと思っていた」と北野さん。4人きょうだいなのに、たけしさんのことを聞かれたくないために3人きょうだいと言っていた。 それが今では、たけしさんと2人で歩くと「あっ、たけしだ、たけしの兄貴だ」と言われ、「まさるだ、まさるの弟だ」という人はいないと話し、「弟の七光りです」に会場は爆笑だった。 環境問題について、「環境問題とは体の弱い人や、まずしい人をいじめてしまう。原因を作った世代のあとの世代が影響を受ける」と警鐘を鳴らし、循環型社会を手段として持続可能社会をつくらなくてはならない、いいモノを長く大事に使うことによって循環型社会ができるなどと話し、1時間半余りで終わった。
■関連リンク
2004年度社団法人加茂青年会議所ホームページ
amazon.co.jpで「北野大」で検索
|