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床上浸水の三条市救急診療が20日ぶりに診療を再開(2004.8.2) |
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7・13水害で被害を受け一時休診していた三条市救急診療所(草野恒輔会長)が1日、20日ぶりに診療を再開した。
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20日ぶりに診療を再開した三条市救急診療所の診察室
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同診療所は県央四市医師会夜間応急診療所とも呼ばれ、三条、燕、加茂、見附の四市の医師会が三条市南新保、三条市医師会館内に4月に開設。無休で夜間の救急患者に応急処置を行っている。
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再開を告げる三条市救急診療所の電飾看板
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しかし、水害で三条市医師会館も床上浸水して診療室が使えなくなったため、一時休診。代わりに7月20日から臨時の夜間診療施設として三条市総合福祉センターに災害時臨時夜間救護所、厚生連三条総合病院内に小児救急救護所の2カ所を開設して対応してきた。 ようやく診療室が復旧し、受診者数が1日平均10人前後と水害以前と変わらない数に減ってきたため再開。同時に臨時の夜間診療施設は閉鎖した。 草野会長は当初、診療室の復旧まで1カ月はかかると予想していただけに、思いのほか早い再開になったと言う。一方、ここ数日の猛暑で熱中症が増えており、「具合が悪いなど相談があったら、電話してほしい」と呼びかけている。 また、慢性疾患やけがの診察を行った災害時臨時夜間救護所の受診者は20日から31日までの12日間で169人で、最も多かったのは22日の27人だった。前半はけがが多かったが、後半は暑さによる熱中症などの症状が多かった。小児救急救護所は61人が受診した。
三条市救急診療所の診療科目は、内科と小児科で、毎日、午後7時半から午後9時半まで。問い合わせは同診療所(電話:0256-32-6058)へ。
■関連リンク
三条市医師会ホームページ
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