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自粛していた二・七の市が21日ぶりに再開(2004.8.3) |
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三条市は2日、7・13水害で自粛していたJR北三条駅西側の中央市場、通称「二・七の市」を21日ぶりに再開し、たくさんの市民が訪れて水害前と変わらない活気が戻っていた。
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21日ぶりに再開した二・七の市
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同所では直接、水害による被害はなかったが、そばにある三条小学校が被災者の避難所となり、早朝から人が出入りする市が迷惑になっていはいけない、また出店者のなかにも被害を受けた人もいるため、自粛していた。
三条小学校が避難所でなくなったこともあって、この日から再開したもので、自粛中に3日間、休んでの再開。出店はこの時期として数店少ない約140店。市を待ちかねた市民が早朝から訪れた。
出店者となじみ客の間では「元気らかね」、「大丈夫でした?水害」、「おまんちの方は?」と、水害後の近況報告があいさつ代わりだった。なかには「冷蔵庫がないから、今食べる分だけ買っていく」と話す人も。
地元農家が並ぶ弥彦線高架下では、トマト、キュウリ、エダマメ、ズイキなど旬の野菜や前回12日にはまだ出始めだったモモやブドウがたっぷり並び、甘い香りに包まれた。 野菜を売る出店者は「休みだったうちに、この暑さでナスもでっけ(大きく)なったり、騒ぎらて」と、ぼやく声も弾んでいた。
また、三条市が運営するもう一つの定期市、通称「五・十の市」の四日町市場は、被災地の中心部に位置するが、消毒も終わり、5日に再開する。
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