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三条市役所正面玄関が23日ぶりに午後6時施錠(2004.8.4) |
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7・13水害発生から24時間、開いたままだった三条市役所の正面玄関は、数日前から夜は施錠するようになり、4日は23日ぶりに水害発生以前と同じ午後6時に施錠。水害と闘う不夜城の本丸は平時の落ち着きを取り戻しつつある。
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23日ぶりに午後6時に施錠した三条市役所の正面玄関
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三条市役所では、7月13日から昼夜を問わず大勢の人が出入りしていたことから正面玄関は鍵をかけずに24時間、開けていた。
2日には市民の相談を受ける総合窓口の終了時刻をそれまでの午後8時半から午後6時に短縮。2日は午後10時に施錠し、翌3日はふだんの火曜と同じ午後8時に施錠した。 4日は災害がおきる前と同じく、午後6時すぎに警備員が鍵をかけた。施錠後も職員が、これまでの調子で自動ドアの前に立っていたが、数秒たっても開かないドアに苦笑いして職員通用口から出入りしていた。 被災地の道路を埋めた水害ごみが片づき、外側からは水害のつめ跡は見えにくくなっているが、市内の避難者は4日午後5時でまだ7カ所の375人にのぼる。家の補修や工場の機械の入れ替えなど完全復旧にはまだ遠い。
市役所でも課によっては依然として24時間体制が続くが、復旧がまた一歩、新たなステップに進んだことは確かだ。
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