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三条市災害ボランティアセンターが閉鎖、延べ約23,000人が約3,200人のニーズに対応(2004.8.8) |
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三条市災害ボランティアセンター(岩本直久本部長)は、8日午後1時半から三条市総合福祉センターで同センターの閉鎖式を行った。7月17日の発足から23日間、延べ約23,000人にのぼった7・13水害の復旧を支えたボランティアの活動に終止符を打った。
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8日行われた三条市災害ボランティアセンターの閉鎖式
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ボランティアセンターのスタッフや居合わせたボランティアなど100人余りが作業の手を休めて閉鎖式に集まり、高橋一夫三条市長があいさつした。
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ボランティアに感謝の言葉を述べる高橋三条市長
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高橋市長は「全国から集まってくれた皆さん方が、自発的に、そして奉仕の気持ちで活動していただいたこと、そしてまた、温かい言葉で市民を勇気づけていただきましたことを胸に秘めて、新しい町づくり、新しい復興を市民と一緒になって頑張っていこうと思います。本当に長い間ありがとうございました」と深く頭を下げた。 同センターは、被災した家屋の復旧作業を中心に活動した。浸水した家で家財道具を運び出し、泥出し、掃除、水害ごみの積み込み、側溝の泥上げ。例年になく厳しい猛暑の続くなか、延べ約23,000人のボランティアで約3,200件の被災者のニーズに対応した。 一般からのニーズの受け付けは7月31日で終わり、その後は災害弱者のニーズを中心に対応。そのニーズも減ったことで、この日の閉鎖となった。
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ボランティアの締めくくりは拠点とした三条市総合福祉センターの掃除
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閉鎖式のあとは、ボランティアに参加した人が書いた応援メッセージをはじめ、道具や資材をたんたんと片づけた。さらに、水害からそのままだったステージ下に収納されていたパイプイスやステージ下の床の掃除が締めくくりの作業となった。
9日からは、三条市社会福祉協議会に以前からある福祉が中心のボランティアセンターが引き継ぎ、ボランティアをしてほしい人、したい人とも登録制とし、ニーズがマッチしたら派遣する。問い合わせや登録は三条市社会福祉協議会(電話:0256-33-8511)へ。
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