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盆の墓参りを前日12日、三条で恒例の盆市(2004.8.12) |
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13日の盆の墓参りを前に12日、三条市では二・七の定期市の会場のJR北三条駅西側、三条中央市場で恒例の盆市を開き、早朝から盆花や供物を買い求める客でにぎわった。
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12日、三条中央市場で開かれた盆市
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ふだんの定期市より20以上多い166の露天が出店。秋気を感じさせるさわやかな快晴で、早朝5時の店開きから盆用品を求める市民が続々と訪れた。
盆市は墓参りに欠かせない花を売る店が多いのが特徴。新聞紙にくるんだケイトウやハスなどの盆花や供物の果物の袋を下げた人が行き交い、人の間を縫って歩くほどのにぎわいだった。 花の値段は昨年並み。信濃川の河川敷でハスを栽培する三貫地の出店者は、「ハスの花は毎年終わりころなんだけど、ことしは水にもぐったおかげでいったん成長が止まったからハスはよかった」と、盆市には7・13水害がプラスに作用したと話していたが、野菜などは7・13水害で被害を受けた。 また、買い物をしていた年配の女性は水害の被害を受けた嵐南地区に知り合いも多く「盆らてに気の毒で。おしょうれいさまは来年もくるっけ、ことしはつつましくしてるて」と被災した人たちを気遣っていた。
13日は午前5時から花市を開き、盆花や供物を中心に約60件が出店する。
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