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1カ月半ぶりの「広報さんじょう」、8月16日号発行spacer(2004.8.15)

三条市は7・13水害で7月16日号から三条市の広報紙「広報さんじょう」の発行を中止していたが、1カ月半ぶりに発行を再開、8月16日号を発行した。

1カ月半ぶりに発行された「広報さんじょう」、8月16日号

1カ月半ぶりに発行された「広報さんじょう」、8月16日号

毎月1日と16日に「広報さんじょう」を全世帯に配布しているが、7月16日号は印刷したものの、配布前の13日に水害が起きたため、配布できなかった。8月1日号は市役所あげて水害復旧に取りかかっており発行ができなかった。

広報紙には休日当番医など市民生活に密着した情報を掲載しているため、なんとか8月16日号は発行させようと編集作業を進め、間に合った。

8月16日号は、これまで通りA4版サイズの8ページだが、災害特別版ともいえる内容。表紙は「みんなで頑張りましょう!」の文字と高橋一夫三条市長からのメッセージ、2ページから復興状況などを白黒写真でつづり、5ページからで写真と文字で被害状況を掲載。そして7、8ページが以前の広報紙と同様の休日当番医や市税等の納期限延長など市からのお知らせを掲載した。

高橋市長のメッセージは、被災者をねぎらい、復旧の現状や取り組みなど説明し、「私たちが誇りにしてきた活力のある美しい三条の再建のために、気持ちを強く持ち、一日も早い復興に向けて市民の皆様と手を携え取り組んでいきたいと存じます。みんなで力を合わせて頑張りましょう。」と締めくくっている。

広報担当者によると、表紙には被害状況を写した写真の掲載も考えられたが、水害から1カ月以上たって復興へ動き出している人たちも多く、災害を思い出させるような写真は避けようと配慮した言う。また、広報紙と合わせて被災者支援制度をわかりやすく一覧表にしたA4版、8ページの特集も全世帯に配布した。