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台風16号で燕、三条で風速33m超える強風(2004.8.31) |
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台風16号の接近で31日は朝方を中心に強風が吹き荒れ、瞬間最大風速は正午までに燕市で33.5m、三条市で33.8mを観測した。
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JR弥彦線の運転見合わせで燕駅前で立ち往生する高校生
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燕市消防本部では午前8時に33.5m、三条地域消防本部では午前9時までの1時間に33.8mのいずれも西南西の風を観測した。
この強風でJR東日本では、弥彦線の吉田〜東三条駅間、越後線の新潟〜寺泊駅間をはじめ、県内各地で運転を見合わせた。バスで代替輸送も行ったようだが、通学時間帯の午前8時ころ、燕駅前では100人近い高校生が列車の運転再開を待っていた。
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ガラスが割れた燕市役所分館正面入り口
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また、午前8時前に燕市役所分館正面入り口の高さ約230cm、幅180cm、厚さ約1cmのガラスが突風を受けて割れ、ガラスが市役所前の道路に飛び散った。幸い歩行者がいなかったことから大事には至らなかったが、燕市役所周辺では696戸で強風によるとみられる停電も発生した。
三条市内では、強風にあおられて70歳代の女性が転倒して救急車で運ばれる事故があった。
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