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台風16号接近のフェーン現象で30日の三条市は最高気温36.1度(2004.8.31) |
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30日の三条市は、台風16号の影響によるフェーン現象で気温は36.1度まで上がる厳しい残暑だった。35度を超えたのは、台風15号が接近した19日の36.1度以来、11日ぶり。
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厳しい残暑のなか、台風16号の接近で予定を一日早めて稲刈りする原さん一家
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三条地域消防本部の毎正時の観測では、最低気温は午前2時の21.7度で、午前10時に31.2度と30度を超えて真夏日になり、最高は午後1時と2時の36.1だった。
県央地域の稲刈りの最盛期は、コシヒカリが収穫期を迎える9月中旬だが、わせ品種は9月を待たずに収穫が始まっている。 30日、三条市東裏館、原貞四郎さん(77)はコンバインに乗り、小学校6年生の孫も手伝って親子3代7人で、わせ品種「こしいぶき」の収穫に汗を流していた。 31日に収穫の予定だったが、台風接近の前にと一日早めた。稲刈りは毎年、家族総出で行っており、奥さんは「楽しいも、難儀も一緒らて」。じっとしていても汗が噴き出す暑さのなか、実りの秋に気持ちのいい汗を流していた。
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