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燕市議補欠選は1議席をめぐって中山真二氏と吉田勝利氏立候補spacer(2004.9.3)

燕市長選挙と同時に5日、投開票が行われるの燕市議会議員補欠選挙は、1議席をめぐって新人の中山真二氏(50)と前市議の吉田勝利氏(64)の2人が立候補している。4月に故古寺正晴氏が死去したのに伴う補欠選挙。

中山真二氏(50) 吉田勝利氏(64)
中山真二氏(50) 吉田勝利氏(64)

昭和29年5月8日生まれ

職業:不動産業

住所:南6

【経歴】経歴 東洋大学経済学部卒

卒業後、家業の洋食器製造、(株)中山製作所=杣木=に入社。

平成15年4月にもう一つの家業の(株)信越不動産社長に就任

昭和14年11月18日生まれ

職業知的財産・PL法専門相談員

住所:花園町

【経歴】

神奈川大学法学部中退

北海道生まれ。

昭和43年に生活用品振興センター燕出張所に勤務。所長を経て退職。

平成11年から県央地域地場産業振興センターで知的財産・PL法専門相談員を務める。

平成12年8月 燕市議会議員補欠選挙で初当選。

平成14年4月 燕市議会議員選挙で4票差で落選

中山氏は「ふるさと燕のために」をスローガンに、燕に生まれ、燕のシンボル、洋食器の製造に携わってきたが、地場産業の危機に若さと行動力で立ち上がった。

燕市が吉田、分水と3市町で進める合併を推進し、未来の県央広域合併の夢は捨てないとしている。

基本理念は、産業の活性化と人材育成、効率的な行政の推進、市民主体のまちづくり。「若い力で燕市を発展させたい」と言い、政治経験のないことは、逆にしがらみのない市民感覚で力を発揮できるとアピールする。

吉田氏は「燕産業界の新技術・新商品作りを支援する」と合併問題、産業振興、環境問題、教育・文化の4つの公約を掲げる。

合併問題は、故古寺氏の遺志を継ぎ、3市町の合併にまい進する。産業振興では新技術・新商品づくりの支援や農業、環境問題ではシックハウス症候群の対策、提案、助成などに取り組む。

企業の相談員を務めてきた実績を最大限に生かし、「わたしのもっているノウハウをなんとか燕市のために役立てたいという思いで立候補した」と強調する。