三条市体育文化センターの建物侵入事件の犯人逮捕に協力した警備員に三条署が感謝状

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(2004.9.6)

三条署（鈴木寛署長）は6日、1日に三条市体育文化センターで起きた建物侵入事件の犯人の逮捕に協力した警備会社勤務、杉田崇さん(28)＝新津市中野＝に感謝状を贈った。

鈴木三条署長(左)から感謝状を受け取るセコム上信越(株)県央支社の警備員、杉田さん(右)

午後4時に杉田さんと勤務するセコム上信越(株)県央支社の若月孝行支社長など3人で三条署を訪れ、鈴木署長が感謝状を読み上げて杉田さんに手渡した。

杉田さんは8月31日午後10時半ころ、三条市体育文化センターでアラームの発報を受けて三条署員2人と一緒に同センターへ向かったが、建物内に侵入者などは見つからなかった。

施錠していったんは引き揚げたが、翌1日午前5時15分ころ、再び発報があり、今度は杉田さんが1人で同センターに入って犯人を発見し、三条署員が到着するまで犯人を確保していた。

鈴木署長は「仕事といっても若い人が1人で入るのは勇気のいること。ちゅうちょする人が多いと思うが、積極的に対処してくれた」と勇気をたたえ、感謝した。

杉田さんは「目に見えない商品（安全）を扱っているので、わたしを見て、安全、安心と思っていただけたらいいなと思っていた」と話し、その願いが感謝状という形で実現できたことを実感していた。

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